皆さん、クリスマスにケーキを召し上がりましたか? 私は、日本のクリスマスケーキと言えば、生クリームがたっぷりのった丸いスポンジケーキを思い浮かべます。 試しに、Googleでクリスマスケーキをイメージ検索してみますね。日本のいわゆる「クリスマスケーキ」が出てくるはずです。下をクリックしてください。
⇒ クリスマスケーキ
それでは、クロアチア語でクリスマスケーキをどういうのでしょうか。
クリスマスケーキ
単数形は božićni kolač または božićna torta複数形は božićni kolači または božićne torte
(kolači と torte の違いについては、昨日の日記を参照なさってください。)
Google でイメージ検索してみます。
⇒ božićni kolač
⇒ božićna torta
⇒ božićni kolači
⇒ božićne torte
どうですか?出てくる写真の数が先ほどと比べて少ないでしょう?それには理由があります。
クリスマスケーキという呼び方はクロアチア語にもありますが、それでもクリスマスの日に実際にみんなが食べるのは、その家のお母さんお得意の手作りケーキになります。つまり、「クリスマスケーキ」の典型が存在するわけではなく、クリスマスのデザート用にお母さんが焼いたケーキならどんなものでも「クリスマスケーキ」になりえるわけです。どんなケーキを焼くかはそれぞれの家によって違います。生クリームを全然使わない、パイのようなケーキを焼く家もあります。そして、1個だけではなく、2、3種類のケーキを焼くのが一般的だそうです。
クロアチアのクリスマスランチとは?
アメリカやクロアチアのクリスマスディナーは、午後2時か3時ごろ、家族みんなでごちそうを食べるのが一般的のようです。たとえ昼に食べても、英語ではクリスマスディナーと呼びますが、クロアチア語ではディナーとは呼ばずにクリスマスランチといいます。(もしもそれを夜の8時とかに食べる家庭なら、クリスマスディナーとよびますが。)クロアチアでは、日中に食べる食事をディナーとは呼ばないんですね。その辺の感覚は日本と似てるかな?語句
božićni ručak クリスマスランチ(一般的にはこう呼ばれる。)božićna večera クリスマスディナー(もしも夜に食べるならこう呼ぶ。しかし、そうする人はあまりいない。)
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